保 護 司 の
                  
更 生 保 護 活 動     NO.1

保護司とは    保護司胸章保護司の胸章
 法務大臣から委嘱された無給・非常勤の国家公務員です。地域社旗の代表として選ばれ、地域の実情に通じているという民間性、地域性の特色を生かしながら、保護観察官と共に更生保護の仕事に従事しています。
 具体的には、保護観察を受けている人と接触を保ち、生活状況を把握した上で、立ち直りに必要な指導や家族関係、就学・就業などの調整を図ったり、問題解決のための助言をするなど活動は多岐にわたっています。また、環境調整や犯罪予防活動においても、地域の中心となり任務を果たしています。
 保護司の使命・任務は、「社会奉仕の精神を持って犯罪をした者の改善および更生を助けると共に、犯罪予防のため世論の啓発に務め、地域社会の浄化を図り、個人および公共の福祉に寄与する」ことです。

更生保護とは
 日本は諸外国に比べると治安の良い国と云われていますが、テレビや新聞等では頻繁に犯罪のニュースが報道され、凶悪な事件も数多く発生している現状です。
 このような犯罪から社会を守り、安心して暮らせる社会を築くためには、単に犯罪の取り締まりを強化したり、犯罪者を罰するだけでは十分ではありません。罪を犯した人が再び犯罪に陥らないように手助けをし、又、犯罪を未然に防ぐ働きかけが必要です。
 [更生保護]とは、「犯罪や非行をした人達も、立派に立ち直ることが出来る」という人間に対する信頼感や可能性をもとに、罪を犯した人の立ち直りの援助をしたり、犯罪予防のための様々な活動を行うものです。こうした活動を効果的に進めるためには、公的な機関による行政的働きかけだけでなく、罪を犯した人を受け入れる地域社会の人々の温かい理解と協力とが不可欠です。我が国においては、国と地域社会の人々が連携して、更生保護の諸活動を進めています。
 今年で第51回目を迎える「社会を明るくする運動」も活動の一つです。

 人はみな

   生かされて

     生きてゆく

            更生保護ネットワーク
             (キャッチコピー)

甲骨文、金文の「」をモチーフとしたもので、樹木の芽が伸びていくように、今を、そして未来を生きていく様を表現しています。

 人の生き方にかかわることは、生きる苦悩や悲しみを共にすることにほかなりません。そして、その果てにようやく発見できるもの、それは人によって“支え、支えられる”人間の喜び。
すなわち、“生かされて生きる”喜びではないでしょうか。


小野・加東保護区保護司会/記念撮影
  1999(H11).12.1 「ラポートやしろ」にて小野・加東保護区会の例後、社町役場前にて記念撮影
               
中野主任官を中心にカメラにポーズ

 小野・加東保護区会の定員は29名。現在は26名で構成し、各種方面で活動を続けています。
更生保護とは草の根的に浸透し地道な仕事です。成果を上げるためには皆様方のご理解・ごご協力・援助が
絶対に必要です。このような場に遭遇されたときには、宜しくお願いいたします。


   平成12年度 小野・加東保護区会総会での記念写真
               神戸保護観察所・姫路駐在官事務所・更生保護婦人会と共に記念撮影
小野・加東保護区保護司会/2000年総会
          小野市伝統産業会館二階研修室にて 2000.4.26

6/12・例会例会の体験発表
平成12年6月12日の例会 ラポート社にて開催
例会・会議風景と体験発表をされる森。その後、中野主任官による「環境調整の進め方について」の研修をする。

平成13年度より、会報「更生保護・小野加東」を発行している。   [HOME]へ

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