2月10日・前日
2月5日の帳結びの計画に基づき作業は進む
2月10日は御神酒を頂き、給仕人の「へいぐい」作りから始まる
|

作られたへいぐいに御幣を取り付ける當人夫婦
|

當人家族・世話人・給仕人の総出で作業は進む
|

直径190cm×180cmの的骨組みに半紙42枚を貼り付けてゆく
|
円弧を描き、ヒゲを加える
裏より鬼の一字を書き完成
|

姓名帳・送り膳帳・賄い費明細書の作成
|

神社境内に的固定の支柱を立て、当日に備える
|

床の間に飾られた的・お神酒・的箸・へいぐい・姓名帳・洗米等
|

2月11日・当日
早朝6時に、祝い膳にて朝食
當人には大きな鯛の焼き物付
|

6:30に当家を出発。6:45に宮入
周囲はまだ薄暗く雨も降り始める 宮入後、直ちに14神にお餅のお供え、会場設営と慌ただしい一時。 給仕人は出席の案内に62戸の家庭をまわる。
|

本殿に祀られた略式祭壇
|

9時の太鼓の合図で、出席者は神社に訪れ、身を清め各神に参拝する
|

参拝後、御供部屋で来訪を待っている當人の所へ行き挨拶を交わす。
当日は朝から雨のため出席者がまばら? 14名で、少し寂しい感もするが・・・。
|

御供部屋で来客を迎える本年の當人
|

9:30 各自が席に着き「直会」開始となる
雨天でなければ、境内にシート・ゴザ・座布団を敷いての会場となるが、今年は降雨のため神楽殿での直会となる
|

直会(ナオライ)での懇親風景
給仕人を中心にお神酒の接待、8升のお神酒も飲み干され、宴は最高潮に達する
途中に、賄い費明細書の発表や姓名帳の回覧・閲覧も行う。
|

伸し餅切り
直径25cmの伸し餅12枚を包丁株により小さく切られ、御供餅として出席者に配られる
|

給仕人が祝い箸で授けていく
|

最後に的射の神事を執り行う
1本の的箸を的株に指し、1本の矢を放つ。
的箸24膳(48本)あるから48回弓を引く。
特別参加で當人も的射を許され弓を引く瞬間
的射の距離は23〜25メートル
|

全ての神事ごとが無事終わり、出席者は14神にお礼詣でをする。
|

最後に當人へのお礼の挨拶を済ませ帰路につく(14:00)
その後、當人家族、世話人、給仕人は御供部屋で昼食を取り、後片づけと送り膳をして宮之當神事は終える。
|